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エンジニアtype 10月号
徹底検証 - リーダー職求人への挑戦 - その「傾向と対策」
ストルアン マッカイ
CDS株式会社
IT/インダストリアルチーム
プラクティスリーダー/シニア コンサルタント
メンバー募集求人よりもハードルが高いリーダー職求人。では、そうした求人ではどんな人材が採用されるのか。ここではエグゼクティブサーチ業界のコンサルタントから、ハイスペックな求人案件で採用される人に不可欠な要素について聞いた。
まず大前提として、応募者の持つ経歴や人材としてのスペックが企業の求めるものとマッチすることが採用の条件。主にみられるマッチングのパターンを右ページに図解したので参考にしてもらいたい。
続いてスペック以上に大事とされる、個人の資質について。リーダーとして周囲を牽引しうる高度な技術力を持つのを前提としたうえで、前出の三上氏は組織への順応性・適応力の高さを挙げる。
「一度、高度なスキルを築き上げてしまっただけに、これまで慣れ親しんだ仕事の進め方や意思決定プロセスからどれだけ柔軟に転職先のスタイルにシフトできるかが最終判断の分かれ目です」
同じ開発チームの同僚など限定された人付き合いしか経験せず、社内でコツコツと業務に没頭した人はこの点に注意。NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)やASET(技術研究組合 超先端電子技術開発機構)、産学連携の研究開発など、企業間・組織間を越えたプロジェクトに携わった経験がある技術者は新しいカルチャーへの順応性が高いとされる。経験があればアピール材料のひとつとして有効だろう。
外資系企業へのリーダー職求人
リーダー職採用の王道としてすぐイメージするのが外資系企業だが、外資系企業を多くクライアントに持つエグゼクティブサーチ会社CDSのストルアン マッカイ氏は、
「日本に工場を持たない企業ではフィールドエンジニアなど特定職種のみの募集が多く、応募者の専門性と求人内容のポジションが完全にマッチングする事が不可欠」
としたうえで応募者に必要な資質をこう語る。
「これまでの経歴や求人への応募動機が、本人が一生涯を通じて目指す技術者としてのゴールへ到達するための道として納得できるものでなくてはなりません」
外資系企業の求人は優秀な人材を惹きつけるため報酬が高額であるのが基本だが、入社後に思ったほどパフォーマンスを挙げられない場合は降格の憂き目にあうことも少なくない。リスクはあるが、その分、チームではなく個人の業績で評価されるなど本当に優秀な技術者であれば日系企業でくすぶっているよりも大きく飛躍できる可能性があるということだ。
外資系企業への転職
これまで日系企業で働いていた技術者が、初めて外資系企業に転職する場合は「外資系のカルチャーに馴染めるかどうか」が課題。また本気でスキルアップを目指す場合、一度勉学に立ち返り、MBAやMSc(Master of Science)といった学位を修めた後に入社するといっそうキャリアが広がる可能性がある。
* 成功への近道
転職先企業で使う外国語が堪能である
MBAなど高度な学位を取得している
すでに外資系企業への勤務経験がある
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